お知らせ
9月NEWS
2010.09.01
①税制情報
[エコカー減税・補助金について]
エコカー減税・補助金には、①経済産業省が行っている環境対応車への買い換え・購入に対する補助制度 ②国土交通省による自動車重量税の減免措置 ③国土交通省による自動車取得税の減免措置 ④経済産業省主導のもと、次世代自動車振興センターにて受付対応しているクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金制度 ⑤地方自治体による次世代自動車普及促進事業補助金制度 などがあります。
近頃、テレビ等でお急ぎを!といわれているのは、①の補助金制度の対象期間が平成22年9月30日となっているためです。
この制度は、車齢13年超車から2010年度燃費基準達成車への買い換えに対して、乗用登録車の場合25万円、軽自動車の場合12.5万円が補助され、また経年車の廃車を伴わない場合は、一定の基準を満たした新車購入の場合に、乗用登録車の場合10万円、軽自動車の場合5万円が補助される制度です。
②は一定基準を満たした場合に自動車重量税が免税もしくは軽減される制度であり、適用期間は、平成24年4月30日までに車検証の交付を受けたものです。
③は一定基準を満たす新車・中古車に対する自動車取得税が免税もしくは軽減される制度であり、適用期間は平成24年3月31日までに登録・届出されたものです。
④は電気自動車等導入費補助、クリーンディーゼル車導入費補助などがあり、いずれも抽選になる可能性がありますが、平成23年2月8日が最終公募期間です。
⑤は例えば福岡市の場合、電気自動車の購入・電気自動車用充電設備の設置において、一定要件を満たした場合に助成金が受取れる制度であり、応募期間は平成23年1月31日までとなっております。
車齢が13年超のお車をお持ちで、補助金対象車両への買い換えを検討されている方は、平成22年9月末までに買い換えをされるほうが、自己負担額が少なくてすむため、買い換えるよい機会かと思われますが、それ以外の方は、金額的に大きくなると思われる②、③の制度の利用を平成24年3月までに、じっくり考えられてもよいかと思います。
エコカー減税・補助金で浮いたお金で、エアロパーツを購入されている方もいらっしゃるらしく、そういう意味では、一定の経済効果があったかと思います。
昨今の酷暑の中、エゴよりエコを考えてみる機会になれば、なおいいですね。
②9月の主な税務
9月の申告や提出の主なものは以下の通りです。ご確認下さい。
[9月10日]
・8月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付
[9月30日]
・7月決算法人の確定申告
・1・4・7・10月決算法人の3ヶ月ごとの期間短縮に係る確定申告と納税
・法人・個人事業者の1ヶ月ごとの期間短縮に係る消費税の確定申告と納税
・1月決算法人の中間申告と納税
・消費税の年税額が400万円超の1・4・10月決算法人の3ヶ月ごとの中間申告と納税
・消費税年税額が4,800万円超の6月、7月決算法人を除く法人・個人事業者の1ヶ月ごとの中間申告と納税
③スタッフの一言
暦の上では9月は秋ですが、相変わらずの酷暑で、夏ばてされている方も多いでしょうね。私は、食欲が落ちていないので、夏痩せすることもなく、今のところ夏ばてもせず、ひたすらクーラーを求めて過ごしております。気象庁の長期予報では、9月も猛暑、10月も平年気温を上回り、11月にやっと涼しくなってくるとのことです。冬は冬でかなり寒くなるらしいとの予報もあるみたいですが、いずれにしても、快適には過ごせないようですね...
先日、事務所でバーベキューをしました。かなりの好天気でしたが、山の中でしたし、小川が流れていたこともあり、いくぶん暑さはまぎれました。さらに、スイカやカキ氷で
涼をとり、大人数で楽しく過ごせました。山がきれいに色づくのは、当分先になりそうですが、しばらくは熱中症に気をつけて、がんばっていきましょう!
担当 山口玉美